良い点
・様々な特色あるマップ
砂の国、海の国、森の国など今作では様々な特徴を持った国がそれぞれ1つのマップになって登場します。
↑マリオでは一際珍しい和風マップも。
近代的な都市の国なんてのはトレーラーを見た時から強いインパクトを受けましたね
しかも都市に住む人達も等身大の人間だから中々シュール(良い意味です)
各国で主に暮らしている種族はマリオシリーズでお馴染みのキャラでは無く全て新しいオリジナル種族なので、異国感をあり新鮮
マップを開くと両脇に名所などの紹介文が載っているのも観光雑誌っぽくて良いですね
・コインと各国固有のコイン集め
マリオと言ったらお馴染みのあのコイン、当然本作でも登場します。
使い道としては、まず死んでしまった場合コイン10枚支払ってコンティニュー(かなりペナルティが少ない)
あとはショップにて着せ替えアイテムを買う事やお土産を買って各国を移動する際に使用するオデッセイ号内を彩らせる事が出来ます。
おっさんの着せ替えなんかして楽しいか?
と思うかも知れませんけど、意外と面白くさらにはそういった要素があると分かると収集欲がつい出てきてしまい、積極的に服と帽子関係は購入してた様に思えます。
そして各国固有のコイン
今までも通常のコインとは別の特別なコインが登場していましたが、今作のは各ステージで入手出来るコインの通貨が違い、そのステージで手に入れた固有コインを使えるのは同じステージ内のショップだけとなります。
↑↓黄色のは通常コイン、紫のは各国固有のコインショップ
・スナップショットモード面白い
PS4ではフォトモードというポーズ時に様々な角度から写真を撮れ、さらにはフィルターや輝度そのほか機能多すぎて自分じゃよく分からん!ってレベルの項目まである機能が搭載されているタイトルがいくつかあります。
それに似た物が本作にも実装されており、それこそがスナップショットモード
いじれる項目数だけで言えばフォトモードに劣るものの、遊び心のあるフィルターも多く自由に服装を変えられる事や今まで以上にステージに異国感がある事から観光で写真を取るかのようなプレイを味わえる
2Dと3Dを合わせたステージ構成
本作では土管に入りファミコングラフィックな横スクロールで進むような場面が結構な頻度で出てきます。
しかもちゃんと着ている服装に合わせ2Dで表示されという妙な力の入りよう
シチュエーション的に中々テンション上がる場面でこの2D表示になることが多く、心躍ります
あとは単に私が2D表示が好きってだけの理由で良い点に入れました。
悪い点
・パワームーン集めを強制させられる
本作は国を訪ねる→クリア→一定数のパワームーンを集め次の国へ
と言った流れになっています。
この一定数のパワームーンを集める工程、実際に集めるとなると簡単かそうでないかはあまり関係無く強制させられるってのが個人的にイラッとしたポイント
個人的にその面をクリアし、もう次のステージに進む流れになったのならさっさと次の面に行かせてほしい.....
昔からそういうゲームだったなら話は別ですが.....
ここ最近で一番最後にプレイしたのは3DSのマリオ3Dランドが最後ですが、あれは1ステージ毎にスターが3つずつ隠されていてそれがいい塩梅に収集要素となっていました。
もちろん、取らなくても全然OK
ゲームにおける収集要素は好きですが、それらはあくまで自主的にやるのが楽しいのであって強制させられると一気に冷めるというのを改めて思い知らされました
・ジャイロを使った操作
これについては全く擁護出来ない
PS3にもジャイロ機能があり、それを使った操作が初期のPS3タイトルではほぼ強制的にさせられていました。
記憶にあるものだと、初代アンチャーテッドのグレネード使用時の狙いがジャイロ操作だったり、ラチェット&クランクフューチャーの特定のガラメカ(武器)の操作がジャイロに強制させられていたりした。
ゲーム側はこの操作しか受け付ける事が出来ず、かなりのストレスだったがこのマリオにもジャイロ特有のアクションが有りイライラ
しかもジャイロを使ったアクションがクリアに必須では無いにしても、そういうのに限ってかなり有能なアクションがほとんどというのが何とも痛い
ゲーム起動時に分離したJoy-conの2本持ちがオススメなんて表示されるんですが、正直グリップ持ちかプロコン使用の方が圧倒的に操作しやすい(と私は思う)
しかしこのジャイロ操作のしやすさだけで言ったらこの2本持ちが確かに一番オススメ
ていうか最初からこの2本持ちを基準に作ってると思われる
でも通常の操作はやっぱりグリップはプロコンのが良いという矛盾....
確かにグリップ持ちやプロコンでもジャイロ操作は行えなくは無いですが、かなりやりづらい...
なんでジャイロしかないアクション操作なんてものをそのまま発売しちゃったのかな~(´・ω・`)
・キャプチャー機能が単調に感じてくる
本作の目玉とも言えるキャプチャー機能
帽子を当てた相手に乗り移りそのキャラ特有のアクションを使えるといったもの
トレーラーなどを観てた時はめちゃくちゃ面白そうな要素だと思っていたんですが、正直特定のギミックを突破する為のものの域を出ている印象を受けなかった
途中で進めなくなっても、あぁはいはいこの近くにいる敵をキャプチャーしてクリアして下さいってことね。
と冷めた気持ちでプレイする事が後半は特に多かった
何というか如何にもその敵をキャプチャーして下さいというのがワザと臭すぎてね......
こんな薄汚れた感情を伴う大人になっちゃダメだぞ!
まとめ
購入前は勝手にもっと1つ1つのマップが大きいものと思っており、無理にパワームーン集めさせられるとも思っていなかったのでそのギャップもありプレイ中若干冷める時も多々ありました。
アクションゲームとしてはよく作られており、任天堂らしくマップが小さいながらも作りこんである点も大いに評価出来るでしょう。
スナップショットモードも他の任天堂タイトルにもどんどん実装して欲しい機能。
本作は既にめちゃくちゃ絶賛されていますが私はそこまで推せるタイトルという訳にはいきませんでしたね~
まぁ"普通に面白かった"って具合ですかね(´・ω・`)
※あくまで私個人の感想です