※事前情報があると100%楽しめない可能性のあるゲームなので、極力重大なネタバレに関わる事は書かないように努めましたが、人によってはネタバレと感じる事がもしかしたらあるかも知れませんので一応注意書き
良い点
・モンスターと和解出来る
誰も死ななくていいRPGというキャッチコピー通り、本作はランダムエンカウントで戦闘画面に移行するんですがそこで"たたかう"というコマンドの他に"こうどう"というものがあります。
このこうどうコマンドというものが中々面白く、相手をするモンスターによって行動内容が全て異なるように作られており例えば漫才師を目指してる敵がギャグを飛ばして来たらそれに対しこちらはわらうを選択すると上機嫌になり戦意も無くして見逃す事が可能になる。
といった具合
このこうどうコマンドというものが中々面白く、相手をするモンスターによって行動内容が全て異なるように作られており例えば漫才師を目指してる敵がギャグを飛ばして来たらそれに対しこちらはわらうを選択すると上機嫌になり戦意も無くして見逃す事が可能になる。
といった具合
ちなみに一番右のみのがすコマンドを選ぶとみのがすとにげるの2つのコマンドが出てくる。何が違うのかというと、逃げるだと一定確率で逃げられるが経験値と金は貰えない
それに対し、逃がすだと経験値は得られませんが金は得る事が出来ます。
お金は何だかんだ大事なので不殺プレイを目指す場合は逃がす事を念頭においたプレイが大切になってきます。
↑ちなみに逃がす事が可能になると、黄色になるので分かりやすい
とは言っても当然普通に戦って倒してしまってもOK、そこの判断はプレイヤーに委ねられます。
↑ちなみに逃がす事が可能になると、黄色になるので分かりやすい
とは言っても当然普通に戦って倒してしまってもOK、そこの判断はプレイヤーに委ねられます。
しかし私はこの世界のモンスターはどいつもこいつも見た目も名前も個性的な上、こちらのこうどうコマンドに対するリアクションなども吹き出しによるセリフ付きで表現される為モンスターと会話しているような雰囲気を味わえ、倒そうという気にはならなかった。
お気に入りモンスターはこの二匹(?)ですね
お気に入りモンスターはこの二匹(?)ですね
・戦闘が独特
戦闘に関しては最初はコマンドベースのシンプルな物かとばかり想像していましたが、むしろオリジナリティ溢れる戦闘システムでした。
こちらからの攻撃はゲージを真ん中に狙ってボタンを押すという割とシンプルなものですが、
むしろこのゲームの戦闘システムとして本命は相手のターンにこそあり。
バトルウインドウが中央に位置し、その中にあるハートマークの自機を操作しながら相手の攻撃を回避するというややシューティング要素のあるバトルになっています
一つ前の項目で紹介したモンスター相手に取る事のできる行動と、その行動に対するモンスターのリアクション、そしてモンスターの攻撃にもそれぞれ違いが出ており特徴的なモンスターが多いこのゲームにおいてさらなら個性の印象づけがなされています。
モンスターの攻撃は何も弾状のものだけでなく涙や野菜、蝶蝶(?)など様々で動きもそれぞれ違ってくるものですから、それを如何に避けるのが楽しい
プレイヤースキルが直に反映される為ノーダメで乗り切れる事も珍しくないです。しかし苦手な攻撃等があると苦戦する事も当然あるわけで.....
むしろこのゲームの戦闘システムとして本命は相手のターンにこそあり。
バトルウインドウが中央に位置し、その中にあるハートマークの自機を操作しながら相手の攻撃を回避するというややシューティング要素のあるバトルになっています
一つ前の項目で紹介したモンスター相手に取る事のできる行動と、その行動に対するモンスターのリアクション、そしてモンスターの攻撃にもそれぞれ違いが出ており特徴的なモンスターが多いこのゲームにおいてさらなら個性の印象づけがなされています。
モンスターの攻撃は何も弾状のものだけでなく涙や野菜、蝶蝶(?)など様々で動きもそれぞれ違ってくるものですから、それを如何に避けるのが楽しい
プレイヤースキルが直に反映される為ノーダメで乗り切れる事も珍しくないです。しかし苦手な攻撃等があると苦戦する事も当然あるわけで.....
かなりやり甲斐のある戦闘で、コマンドバトルだとかったるいという人にもシューティング色の強い本作の戦闘はオススメかと(´・ω・`)
まぁボス戦などは多種多様な攻撃を使ってくるので苦しめられた人も多いとは思いますが(Gルートなんて特に......)
新しいエリアに行けるとここのモンスターとはどんな会話ができるのだろう?どんな攻撃をしかけてくるのだろう?
と楽しみながら戦闘を繰り返していけました。
・雰囲気ぴったりのBGM
本作のプレイ時間は1周で6時間前後と言った所で、慣れれば多分もっと早くクリアする事は可能でしょう。しかし1度しか流れないようなボスBGMであったとしても、どの曲も場の雰囲気に合っており演出の上手い本作の展開にも一役買っている。
場の雰囲気に合わせてあると、むしろ自然過ぎて印象に残らなかったというゲームもありますが、本作のBGMはかなり音がはっきりしていて耳に残りやすく思わず初めてそのBGMが流れる戦闘ですでに鼻歌を歌ってしまうほど。
場の雰囲気に合わせてあると、むしろ自然過ぎて印象に残らなかったというゲームもありますが、本作のBGMはかなり音がはっきりしていて耳に残りやすく思わず初めてそのBGMが流れる戦闘ですでに鼻歌を歌ってしまうほど。
本作が最初に配信されたのは2年前になりますが、正式に日本語ローカライズされたのが今年という括りにすれば、個人的に今年最もBGMが良かったゲームはundertaleを推します。
・ユーモア溢れるキャラクターとテキスト
本作はストーリー展開、戦闘、BGMなど数多くの点が高い評価を得ていますがキャラクターもまた非常に人気が高いちなみに私が好きなのは序盤で出会うパピルスというキャラですね、ていうか絶対皆好きでしょう?
世界一可愛い骨ですよ。
世界一可愛い骨ですよ。
ちなみに他のキャラクター達は皆セリフは横なのに、パピルスだけは縦なんですよね~、しかもフォントも無駄にうるさい感じ。
対して兄のサンズは愉快な雰囲気のフォント、こういった所でも個性を表現できるのかぁと感心しました。
ストーリー上話しかけたりしなくても良いキャラ達やテキストだけでもユーモアの塊で、プレイしていてついクスッくる。
同じものを何回も買ったりすると、セリフが変わったりと普通にゲームを作る上では面倒な処理もしてあるなど、プレイヤーを楽しませようとしているのを感じ取れる、こういう遊び心大好きです
また面食らったのは最初に訪れられるショップですね、どんなRPGでも売るという行為が可能なのでそのノリで物を売ろうとしたら....
こんな事を言われた、なんというかごもっとも....
こんなのは序の口で本作はRPGという括りではあるものの色々と常識外れな事が多く、RPGに慣れ親しんでる人ならば尚の事楽しめることでしょう。
まとめ
ストーリー、キャラ、戦闘、BGM、演出とおおそよRPGというジャンルにおいて必要な要素がどれも高水準に仕上がっており、さらにはドットのグラフィックもまた本作の雰囲気に合っている為欠点を見つけるのが非常に難しいゲーム。
演出なんて簡単な言葉を使ってしまったが、本作の演出は何も場面にあった盛り上げ方や哀愁漂うしんみり感を出すのが上手いといったものばかりではなく、プレイヤーそのものをアッと驚かせるものが数多く見られる。
そこはネタバレにも繋がるので詳しくは書けませんし、書いたとしても私の文章力では滑稽にしかならないので、是非まだプレイした事が無いプレイヤーがいるのなら自分自身の体験で感じ取って欲しい。
なんかかなりベタ褒めしてる気がしますね.....このブログをやってきてゲームレビューを書く際、必ず良い点悪い点をあげてきましたが本作は悪い点?あれマジでなんかあったっけ?
とかなり迷いに迷いました。(そして書かないという)
ゲーマーの心理をよく理解しているからこその展開や皮肉がたっぷりで、RPGに限らず色んなゲームをプレイしている分だけ楽しめるゲーム
遊んだことがないゲーム好きの人には是非とも勧めたい1本です!こんなクソレビュー読んでる場合じゃないですよ!
演出なんて簡単な言葉を使ってしまったが、本作の演出は何も場面にあった盛り上げ方や哀愁漂うしんみり感を出すのが上手いといったものばかりではなく、プレイヤーそのものをアッと驚かせるものが数多く見られる。
そこはネタバレにも繋がるので詳しくは書けませんし、書いたとしても私の文章力では滑稽にしかならないので、是非まだプレイした事が無いプレイヤーがいるのなら自分自身の体験で感じ取って欲しい。
なんかかなりベタ褒めしてる気がしますね.....このブログをやってきてゲームレビューを書く際、必ず良い点悪い点をあげてきましたが本作は悪い点?あれマジでなんかあったっけ?
とかなり迷いに迷いました。(そして書かないという)
ゲーマーの心理をよく理解しているからこその展開や皮肉がたっぷりで、RPGに限らず色んなゲームをプレイしている分だけ楽しめるゲーム
遊んだことがないゲーム好きの人には是非とも勧めたい1本です!こんなクソレビュー読んでる場合じゃないですよ!
現在PSストアにて1,620円で販売されていますが、来年パッケージ版の販売も決まっています(オンラインサイト限定です)ので好みに合わせて楽しんで見てはどうでしょうか。ていうか是非遊びましょう!