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なんかもう恒例化しつつある登山記事
今回は伊達市にある霊山(レイザンでは無くリョウゼンです)に行って来ました。

伊達というと伊達政宗を連想させることから宮城県かと思いきや福島県にある市となります。
今回もいつもの友人と2人で行って来ましたが、基本的に友人と休みの合う日に行ってるのでその日の天候に恵まれるかどうかは完全に運任せ。時には天気が悪く中断した日も.....

しかしこの日は前回の中央蔵王に行った日に続き快晴!絶好の登山日和となりました!!!
ただ、どうやらこの日は霊山で紅葉まつりなるものが実施されている期間の真っ最中だった事から予想以上の人の多さに驚きました。
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登山口前に80台は停められる駐車場があるのに、それを遥かに越えそこに続くまでの道路の端に車を停める列が出来てるという盛況ぶり
おかげで登山口までに行くまでで体力を持っていかれるというね....勘弁してくれ

でも駐車場から見える霊山はカッコイイ
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↑パンフレットゲット

いつものルート確認はせっかくなのでパンフレットに載っていた地図を使って説明いたしましょう。赤で付けた矢印がルートになります。(テキトー)
多分来てる人の大多数がこのルートだと思う
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人の多さに戸惑いつつも登山開始、まずはまだ緑が多い林道を進みます。
この日は風もあまりない日でしたが、気温自体は秋らしく心地よい
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登ってる途中で様々な岩が姿を現します。
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ある程度登ると登山道からは少し外れた所に宝寿岩と呼ばれるスポットがある。登るにははしごを使う必要がありますが、錆び付いている様子も無く中々丈夫そう
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登ってみると南側がよく開けていて岩の上という事もあって中々の高度感も味わえる。
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ここに生えてる松もどこか貫禄ありますね
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宝寿岩を降り再び道を進む。途中に国司沢と呼ばれるポイントがありここから見える岩々も素晴らしい。
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さらに進むと天狗の相撲場と呼ばれる場所がありますが、何やら混雑してたのでスルーします。ザック下ろして行く必要性あるのかな?
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途中でその周りと違い綺麗に赤く染まった木を発見、なんかテンション上がります。紅葉まつりとは言いますが、多分次の週辺りが紅葉のピークだったんじゃないかな?
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分かれ道、護摩壇に向かいましょう。和歌山にある護摩壇山とはもちろん無関係
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護摩壇へ続き道として親不知・子不知があります、岩伝いに歩く区間ですね。
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見た目ほど狭くは無いですが、上からの岩が邪魔だったりするのでやや屈んで行く所もあり注意が必要
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次はここの隙間を通ります。ザックが大きかったりするとかなり通りづらいかと思いますが、霊山クラスの山で大きなザック背負ってくる必要はそもそも無いですね
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次は屈んで前へ。ここの区間はテンション上がりますなぁ
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屈んで抜けた先が護摩壇
ここから見える景色も撮りたかったのですが、いい感じの写真の撮れそうなポイントにずっと別の人が居座ってたのでそのまま進むことにした。許されない
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そのまましばらく行けば国司館跡、広い広場になっています。歴史には詳しくないですが修験の山でもあり、南北朝の戦の舞台になったという由緒正しき(?)山の様です。
歴史大好きニキは是非来ようね。
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そこからさらに上がって行くと霊山城跡
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こちらも広場になっており来ていた人が各々に昼飯を楽しんでいました。ここが標高的に最高点では無いのですが、ホントの最高点は狭いのでここで食べる人が多いのでしょう。
そんな訳で私達もここで飯や!!!!

友人がネットのくじで当てたと言うゆるキャン△ホットサンドメーカーで飯を作ってくれるらしい。せっかく作ってくれるというので私はのんびり待ってましょう。

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はい完成
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家から食材を持ってくる訳でもなく途中で寄ったローソンでパンとスライスチーズ、ハンバーグのみという何ともシンプルな具材ですが美味しい
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あ、ちなみに登山口からここに来るまで1時間ちょいしか掛かってません。ていうかちょいちょい立ち止まったりして景色眺めたりくっちゃべったりしながら歩いてたので早めに歩けば1時間も掛からないと思います。お手軽ですね。

飯を食ったら再開!
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霊山城跡からやや長めの一本道を歩きます。とは言ってもすぐ着きますが

はい到着、やや狭いですがここが最高点
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ここで飯ってる人はいませんでした.....ここからは東側が開けているので太平洋が見えます。
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奥の若干青い所が多分太平洋だと思います、はい。西側と違い東側は低山がメインの阿武隈山地なので
海まで見えるってことでしょう。
まぁ霊山も阿武隈山地の一部ですけども.....
太平洋に近い阿武隈山地は太平洋気候、さらには低山ばかりというのもあって雪がほとんど降らないので冬場はここらへんの山にお世話になるかもしれません。


それでは帰りましょう、別ルートから登山口へ戻ります。
帰りの見所としては蟻の戸渡りでしょうか、ちょっとした岩稜を渡る道で一応迂回ルートもありますが戸渡りというほど狭い感じも無く拍子抜け
うーん、一応楽しみにしてたんだがなぁ....
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↑ちょっと伝わりづらい写真ですね.....

蟻の戸渡り終わったあとのやや広い岩稜地帯が穴場昼飯スポットに思えました、霊山城跡は見晴らしは良くないからね。
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あとどこかは忘れたけどここで休憩してるどっかの兄ちゃんが妙に様になってた
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その後は特別めぼしいものは無かったかな~
そんな訳でこの日の登山は終了
登山口近くにあるこどもの村は小さい頃連れてきて貰った記憶がありましたが、その奥にある登山口まで来たのはこれが初めてになります。

低山でもそれなりの手応え(体力とかの方面で)が欲しい人には物足りないかも知れませんが、登山口から見える霊山は低山の部類に入りますが尊厳な雰囲気漂うし、登りでの奇岩巡りや親不知・子不知の岩に沿った道など初心者向けな山ながら遊びがあってちょっと気分が向いた時に行く山としては最適ですね。
山行時間も短めだしホントに手軽で良い、天候にも恵まれ言う事無しでしょう!
あとはここまで人が多くなければね.......


次来る時はかなり早い時間帯から行くことにするつもりです。次いつ霊山に来るかとか決めてないけど