いやもうね、今更クリアしたのかよって感じですが書いちゃったんで載せるよ
・技(アビリティ)が豊富に用意、戦闘が楽しい
前作オリジンズでは特別技らしい技がありませんでした(大体がパッシブスキルだった事も原因だろう)が、まぁこれまでのアサクリを考えればそれが普通。しかし本作は映画「300」の井戸に敵を蹴り落とすキックを彷彿とさせるスパルタキック
相手の盾を弾き飛ばすシールドブレイク
地面に槍を突き刺し衝撃波を発生させる混沌の輪
などなどアクティブスキルが一気に増えた。
衝撃波飛ばしたりは流石にやりすぎじゃね?と思うかもしれません。というか私も最初はそう思ったが主人公が所持してるレオニダスの折れた槍は秘宝扱いになってるとの事で考えるのをやめよう。
どのアビリティも強化可能でアクティブスキルの場合は効果の他に見た目もより派手になっていくので視覚でも楽しめ、強化のモチベーションが上がる
相手の盾を弾き飛ばすシールドブレイク
地面に槍を突き刺し衝撃波を発生させる混沌の輪
などなどアクティブスキルが一気に増えた。
衝撃波飛ばしたりは流石にやりすぎじゃね?と思うかもしれません。というか私も最初はそう思ったが主人公が所持してるレオニダスの折れた槍は秘宝扱いになってるとの事で考えるのをやめよう。
どのアビリティも強化可能でアクティブスキルの場合は効果の他に見た目もより派手になっていくので視覚でも楽しめ、強化のモチベーションが上がる
そしてアビリティは接近用武器だけでなく遠距離武器である弓矢にも追加され、前作に比べだいぶ使い勝手が良くなった!
今作で装備出来る弓は1つだけになってしまいましたが、弓で使用出来る技は弓自体に依存するのではなく取得しているアビリティ依存になった事でわざわざ場面毎に異なる弓を装備したりする手間が省け、快適になりました。
今作で装備出来る弓は1つだけになってしまいましたが、弓で使用出来る技は弓自体に依存するのではなく取得しているアビリティ依存になった事でわざわざ場面毎に異なる弓を装備したりする手間が省け、快適になりました。
もちろん接近用と弓用とではスロットが別枠なので、スロット数の少なさにへきへきする事もない。
今作新たに加えられた弓アビリティも優秀な能力を持つものばかり。、ターゲットが立て篭ってる様な場面では地形を貫通する(ツッコミは無しでお願いします)アルテミスの亡霊の矢
敵が密集してる場面で威力を発揮する範囲攻撃の破壊の雨
など。
最後にこれは戦闘?では無いですけど今作もステルス部分については残念ながらオリジンズ同様いまいちではあるものの今作は初めてアサシンブレードを使用しません!アサブレ枠にはレオニダスの折れた槍が代打に入る。
これまでと勝手の違う暗殺武器なので、モーションの系統がもう丸っきり違うんですね。どれもかっこいいおかげでステルスのモチベに繋がりました。オリジンズのは....簡素過ぎたんや.....
・主人公も選択式なら会話も選択式!でも個性はたっぷり
シリーズとしての初の試みはまだまだある。大きいのは選択肢の導入
昨今のRPGとして見ればさほど珍しい要素では無いが、あくまでアサシンクリードは現代に生きる人間がDNA情報を読み取る機械を介し過去の出来事を追体験してるという設定だった為にかなり思い切った決断に思える。
その設定を考えると今作の選択式はどうなんだ?
という一抹の疑問は残るものの、シリーズの伝統よりもゲーム単体としての変化を選んだのだろう。
実際選択肢はあらゆる所で出現し、そのどれもがストーリーに携わってくるとは限らないがその場の状況を上手くコントロールするのは中々楽しい。
何気ない世間話から
大きな決断
↓は序盤の選択肢の一つだがここで失敗してしまった方は多いはず.....
クエストの報酬を受け取るかどうかまで選べ、目的の物が見つからなかったと嘘を付く事も出来る。
金を渡して交渉や暴力で解決なんかも選べ、クエストの行く末は変化します。
ただ、選択制になったせいで、主人公の個性が薄くなるんじゃ.....なんて事も無く(発売前はここが一番心配してたトコ)しいて言えばウィッチャー3のゲラルトさんの様な感じでしょうか?
あのレベルまでとは言えないかもしれませんが個性はムンムン感じるはず
何気ない世間話から
大きな決断
↓は序盤の選択肢の一つだがここで失敗してしまった方は多いはず.....
クエストの報酬を受け取るかどうかまで選べ、目的の物が見つからなかったと嘘を付く事も出来る。
金を渡して交渉や暴力で解決なんかも選べ、クエストの行く末は変化します。
ただ、選択制になったせいで、主人公の個性が薄くなるんじゃ.....なんて事も無く(発売前はここが一番心配してたトコ)しいて言えばウィッチャー3のゲラルトさんの様な感じでしょうか?
あのレベルまでとは言えないかもしれませんが個性はムンムン感じるはず
オリジンズのバエクさんは基本真面目でたまに茶目っ気もあり子供や動物には優しい反面、因縁の敵やクズなどには一切容赦しない冷徹さも魅せるシリーズでも屈指の大人の魅力を備えた主人公
今作はそれ以前の作品の様な若く、血の気が多いタイプですね。
似てるタイプで言えば4のエドワードやシンジケートのジェイコブ....いや流石にジェイコブほどブッ飛んではいませんが....あいつは色々規格外過ぎる
またアレクシオスの日本語吹替えはまだまだ新人で知名度がほとんど無い佐伯匠という声優の方が担当している。声優としての経歴がほとんど無いのが逆に良く、おかげで声自体に先入観のないありのままのアレクシオスというものを堪能でき、演技も新人とは思えないレベルで過去作の有名どころを使った歴代主人公にも引けをとらない。
ホントいい声の人を見つけてきたなぁ.....UBI JAPAN褒めて使わす
ホントいい声の人を見つけてきたなぁ.....UBI JAPAN褒めて使わす
・ハクスラ感UP!そうそうこれこれ....
前作オリジンズからRPG色がより強くなり、入手できる武器にハクスラ要素が取り入れられたのも結構衝撃的だった。しかしいざプレイしてみたら武器毎の相違点がそれほどなく、ただ単に攻撃力が高く付加価値があればそれを使う程度であまり武器集めに精を出そうという気になれなかったのも事実。
ハクスラを高める為、まず追加されたのは武器の他に防具にもハクスラ要素が付け加えられた。
というのもオリジンズでは防具面については盾という装備が変更可能なだけで、それ以外では最初から装備したブレーサーや胸当て、グローブなどを素材を使って強化するしか出来なく(これらの装備を外す事は出来ない)
↑前作オリジンズの装備画面
というのもオリジンズでは防具面については盾という装備が変更可能なだけで、それ以外では最初から装備したブレーサーや胸当て、グローブなどを素材を使って強化するしか出来なく(これらの装備を外す事は出来ない)
↑前作オリジンズの装備画面
衣装という枠組みがそれとは別にありはしたが、あくまで見た目上の変化が欲しい人向け
武器同様に宝箱や敵からドロップされたものを拾って入手でき、それぞれを付け替える事で見た目にも反映されるほか、装備した性能はそのままに見た目だけを変更する機能も付いてるので性能は良いけど見た目だっさい装備も何の気兼ね無く取り付けられる。
さらに今作で注目したい極めつけの要素が、武器によるダメージの値が場面によって異なる事
3つありウォリアーダメージ(敵に見つかった状態でのダメージ)、ハンターダメージ(弓によるダメージ)、アサシンダメージ(見つかってない時のダメージ)の3つ
画面下の方に横にズラッと並んでるのが分かるかと思います。
画面下の方に横にズラッと並んでるのが分かるかと思います。
これによってガシガシ行きたい人はウォリアーダメージに特化した装備を。静かに素早く一人ずつ...って人ならハンターやアサシンダメージに特化した装備を身につけるといったプレイヤーのプレイスタイルに合わせた装備が可能に。
また、装備毎に付加されている効果には単純に攻撃力や防御力のほかにこれらの専用ダメージ値のほか、ライフや特定の敵に対するダメージボーナスなど様々な要因を天秤に掛ける必要があるわけで....
つまりはあれこれ考えながら装備を切り替える楽しみ方が増えたんですよ!!!
また、装備毎に付加されている効果には単純に攻撃力や防御力のほかにこれらの専用ダメージ値のほか、ライフや特定の敵に対するダメージボーナスなど様々な要因を天秤に掛ける必要があるわけで....
つまりはあれこれ考えながら装備を切り替える楽しみ方が増えたんですよ!!!
鍛冶屋では各装備に1つだけ装飾品を施し付加効果を得られる
こういうのって意外と金も素材も消費するしあんまりやりたくないパターンのゲームもよくあり、ハクスラで装備の切替えも激しいから気が進まない気もするが、本作における装飾品の装備は値段が安価で気軽に行えるのも魅力的
良い装備を手に入れ、しばらくは使いそうなお気に入りが見つかればやってみるのが良いだろう。
こういうのって意外と金も素材も消費するしあんまりやりたくないパターンのゲームもよくあり、ハクスラで装備の切替えも激しいから気が進まない気もするが、本作における装飾品の装備は値段が安価で気軽に行えるのも魅力的
良い装備を手に入れ、しばらくは使いそうなお気に入りが見つかればやってみるのが良いだろう。
・サブクエストの豊富さ、探索の楽しさ
サブクエの数は前作同等かそれ以上で選択肢を孕むものがほとんどな為、退屈するようなものは少ない。またどのクエストでも会話にカットシーンが挿入されるおかげで(前作のサブクエでは無かった気がする)"あくまでついで"なサブクエの没入感を高めている。スキップせずちゃんと話を聞いてしまう。
さらに本作ではガイド付きモードと探索モードと呼ばれるものが用意されてる
要するにクエスト時の目的地を示してくれるマーカーの有無でガイド付きモードだとすぐ目的地にマーカーがされ、探索モードだとクエスト受注者から得た情報を元に目的地へたどり着く必要がある。
そう聞くと探索モードは結構難しそうな不安もあるかもしれないが、情報はクエスト中いつでも確認ができ目的地に近づくと目的地が近いと表示され、イカロス(前作でいう所のセヌ)を使って詳細な場所を探し出し探索モードではここで初めてマーカーが付く。
このように探索モードはそこまでシビアな仕様ではないので、クエスト中常にマーカーが表示されて作業感がすると悩んでる人にとってはちょうど良いモードだろう。
それにガイド/探索のモードは常にオプションから切替えが可能になっているので、もしもの時でもどこに向かっていいのか分からないという事態にはならないハズだ。
また中盤頃から主人公はどんな高い所から落ちても死なない身体になるので、マップの探索はかなり捗る。もう地道に崖を下る必要は無いんや....
↑こっからどの方向へ落ちても死なない。これまでの様にイーグルダイブ位置から若干ずれてダイブし、落下死する事が一切無くなった
・船の要素
私はアサクリの中でも4がかなり好きで、海賊ライクな楽しみ方を出来るのがとにかく魅力的でした。
前作でも船を使ったパートはあったものの、場面転換を必要としておりイベント的な側面が強くパート数も多くないのでどうもいまいち......
エジプトという舞台設定上、陸地が多かったのも理由してるのでしょうが......
エジプトという舞台設定上、陸地が多かったのも理由してるのでしょうが......
今作では4やローグの様なシームレスに船と島との移動ができ、エーゲ海を我が物顔で航海出来る。舞台も島々が点在してるギリシャは船要素にもってこいだったのでしょう。
しかし前作同様、時代が紀元前な事もあって船の装備は簡素、弓矢とジャベリンあとは突進くらいしかなく海戦そのものの駆け引きはやや弱め。
それでも海を渡り島々を巡るというのはそれだけで冒険感があり、オリジンズからさらにRPGらしさがマシマシになっていますね。
敵船を行動不能にしたあとに乗り込んで白兵戦を行えるのは4系統の海戦が好きな私的には嬉しいし、白兵戦に勝利すると相手の船の大きさに見合った数の宝箱から装備も手に入るしでハクスラ要素が高まった本作ではちゃんとしたリターンも望めるのが良い。
また船での移動はついつい速度の速い最大加速を使ってしまいがちですが、カメラが引き気味になってしまうので是非カメラの寄った視点から船旅を感じて欲しい。
波の表現がより進化し、波に合わせて船が挙動が大きく変化するのでリアルな船感を楽しめるよ!
しかし、この船要素はストーリーの進行上海戦を挟む場面も所どころあるのでやはり好みが分かれるかも知れません。
4も私がめちゃくちゃ大好きというだけで、意外と人を選ぶみたいですし
しかし前作同様、時代が紀元前な事もあって船の装備は簡素、弓矢とジャベリンあとは突進くらいしかなく海戦そのものの駆け引きはやや弱め。
それでも海を渡り島々を巡るというのはそれだけで冒険感があり、オリジンズからさらにRPGらしさがマシマシになっていますね。
敵船を行動不能にしたあとに乗り込んで白兵戦を行えるのは4系統の海戦が好きな私的には嬉しいし、白兵戦に勝利すると相手の船の大きさに見合った数の宝箱から装備も手に入るしでハクスラ要素が高まった本作ではちゃんとしたリターンも望めるのが良い。
また船での移動はついつい速度の速い最大加速を使ってしまいがちですが、カメラが引き気味になってしまうので是非カメラの寄った視点から船旅を感じて欲しい。
波の表現がより進化し、波に合わせて船が挙動が大きく変化するのでリアルな船感を楽しめるよ!
しかし、この船要素はストーリーの進行上海戦を挟む場面も所どころあるのでやはり好みが分かれるかも知れません。
4も私がめちゃくちゃ大好きというだけで、意外と人を選ぶみたいですし
悪い点
・賞金首システム
今作では市民や警備兵などの目がある所で窃盗や殺しを働くと、賞金首ゲージが上がりゲージのレベルが高いほどその賞金目当てに賞金稼ぎどもが湧いてくる。
賞金稼ぎは少なくとも序盤はかなり厄介な存在で、兵士達と戦ってる間に割り込まれると結構ピンチになる場面もしばしば。
その代わりに倒せると貴重な装備をゲット出来る事もあるので、マイナスな点ばかりではないがレジェンド装備が手に入る事は中々無いので面倒な面の方が私は多く感じました。
賞金首ゲージを0に戻すには金を払うか、賞金を出す依頼者を殺すか、しばらく大人しくしてるか。
いやはや.....面倒
賞金首ゲージを0に戻すには金を払うか、賞金を出す依頼者を殺すか、しばらく大人しくしてるか。
いやはや.....面倒
また賞金稼ぎはどれだけ倒しても、ランダム生成にて再び現れるので作中で全ての賞金稼ぎを倒す事は不可能というシステムがいまいち馴染めなかった
・男女選択式の意味
せっかく男女の選択があるにも関わらず、どちらを選んだのだとしても会話やサブキャラとの関係性には特別影響が無くマジでただ男女が違うだけに留まっているらしい。
らしいと言うのは私はアレクシオスを選択し、カサンドラでまだプレイをしてないがちょこっと別の人の配信とか見たらほとんど変わってなくて愕然
らしいと言うのは私はアレクシオスを選択し、カサンドラでまだプレイをしてないがちょこっと別の人の配信とか見たらほとんど変わってなくて愕然
セリフ回しが若干違うとこはあるけど、カサンドラも男っぽい口調や性格をしてるからあんまり女性を操作してる感じが配信を見る限りはしなかった。
考えてみればアレクシオスを操作してる時に、男のキャラとかがごく当然の様にセックスを求めてきたりしたもんな。
このゲームホモ多いのかとか思ったけど、男女どっちでも良い様にそうなってるのね
まとめ
発売前は楽しさと不安が半々でしたがいざクリアしてみたら、4と同等かそれ以上に楽しめました。とは言ってもこれまでのアサクリを十分に愛している方に手放しで進められるかと言われれば難しい要素もたくさんある。
選択肢の有無もそうだが、秘宝の影響とは言ってもギリシャ神話の怪物が出てきたり、主人公の設定がそもそも傭兵だったりとこれまで培ってきたシリーズの作風を考えれば異色には間違い無い作品
その為受け入れづらい部分もあるかもしれないが機会があれば思い切ってプレイしてみてほしい。確かにシリーズとしては色物だが、単体のゲームとして見れば傑作なのは間違い無いワケでかくいう私もここまで面白いと思えるものだとは想定外だったのだから。
もちろん個人差があるだろうから、結局合う合わないはあるかもしれないですけど食わず嫌いは勿体無いじゃないですか?
プレイしても全然合わないな...とかクソ!って思ったならそれはそれでいいんですから。
今年はアサクリの発表は無いと元から言われていましたし、6月に行われたE3のUBIカンファレンスでもアサクリのワードは有りませんでしたから多分来年なんでしょう。
当初の噂では古代ローマなんて説が有力でしたが最近ではヴァイキングが来るという説もだいぶ聞く様になってきました。
単一のゲームとして深みが増した作品ではあるが選択肢というシリーズでも禁忌に手を出した衝撃は大きく、今後のシリーズがどんな方向に向かっていくのが楽しみでもあり不安でもありますが出来る限り応援はしていきたいですね
発売から何ヶ月経ってんだよ!な今更レビューでした
発売から何ヶ月経ってんだよ!な今更レビューでした