3日目 本来は八甲田山、奥入瀬渓流、岩木山を日毎に回る予定でしたが1日くらいゆっくり観光してもいいんじゃ?
と言うことから奥入瀬渓流を惜しみながらも外し、この日は弘前観光!
なのですがまずは電車を使わないと見に行けない所から先に済ませてしまおうと、私鉄の江南鉄道へ乗車
私鉄ってそれぞれに味があって良いよね.....
年期の入った扇風機が頑張ってくれました
のんびりしてると田んぼアート駅に到着。
↑駅から見える第二開場展望台
駅の名前の通りですが田んぼアートが見てみたかったんや.....
田んぼアートは第一会場と第二会場がありそれぞれは意外と離れている。その為シャトルバスを利用しよう!無料なのが助かる
↑駅から見える第二開場展望台
駅の名前の通りですが田んぼアートが見てみたかったんや.....
田んぼアートは第一会場と第二会場がありそれぞれは意外と離れている。その為シャトルバスを利用しよう!無料なのが助かる
移動時間は10分前後くらいだっただろうか?第一会場到着です。
入場していきなりアートを見る事は出来ず、まずは過去の作品展示と田んぼアートの作り方などのコーナー
↑最初はこんな感じのシンプルなものから始まった
↓それがこうなり.....
そしてこう。
どんどんと色使いが多彩になり、描写もきめ細かくなっていくのが分かりますねぇ。
その色の種類を決める稲の種類が11種類(食用はあさゆきとつがるロマンで2種の為)もあり、それらを設計図を元に植えていくそうな。
鑑賞用は食用以外は食味が良くないみたいで食べないらしいので、マジでこのアートの為だけに植えている様だ.....
しかも食用と鑑賞用が一緒に同じ田んぼにあるという事は、機械を使った収穫も出来ず田植えも稲刈りも全て手作業で行われる。
大変やね.....
さて、過去の作品も見れた事ですしエレベーターに乗って早速今年のを見に行きましょう。
展望台はこんな感じ
ドキドキドキ.....
お し ん
おしんを見た事はないのですが、顔や身に付けている衣類の陰影までここまで稲穂で表現する事が出来るのかとついテンション上がってしまいました。
初見の人も分かりやすい様に元となった作品の画像も用意されていました。うーん、恐ろしい再現度、そして第二会場のネタバレ
少し高い天守閣まで登って眺める事も出来るらしいですが、追加で料金がかかってしまうらしいのでまぁいいかと。(第一、第二会場共に大人300円、小学生100円、それより下の年齢は無料)
ここでも十分な満足度だしね。
ちなみにアートを上空から見ると、妙に縦長で設計図ミスってるのでは?と失敗した様に見えるらしいが、展望台から眺めるのを前提に遠近法も考えた上での設計図を使用しているらしい。
おかげで展望台からはこんなに綺麗に見えるってわけですな
じゃあ再び田んぼアート駅まで戻って第二会場へ
はいドーン
おかあさんといっしょ60周年なんですってね、それでテーマに選んだ様です。そのおかあさんといっしょ内のガラピコぷ~と言われる作品に登場するキャラクター達
当然ですが全然ピンときませんね!ただこっちはおしんと違い、素直な配色をしてるので圧倒的な見やすさ。キャラの愛らしさをよく表現されてますね
これで第一、第二会場のアートは堪能しましたがこれだけじゃないんです......
第二会場の展望台から、左側と反対側にも田んぼとは異なるアートが!その名も石アート↑最初はこんな感じのシンプルなものから始まった
↓それがこうなり.....
そしてこう。
どんどんと色使いが多彩になり、描写もきめ細かくなっていくのが分かりますねぇ。
その色の種類を決める稲の種類が11種類(食用はあさゆきとつがるロマンで2種の為)もあり、それらを設計図を元に植えていくそうな。
鑑賞用は食用以外は食味が良くないみたいで食べないらしいので、マジでこのアートの為だけに植えている様だ.....
しかも食用と鑑賞用が一緒に同じ田んぼにあるという事は、機械を使った収穫も出来ず田植えも稲刈りも全て手作業で行われる。
大変やね.....
さて、過去の作品も見れた事ですしエレベーターに乗って早速今年のを見に行きましょう。
展望台はこんな感じ
ドキドキドキ.....
お し ん
おしんを見た事はないのですが、顔や身に付けている衣類の陰影までここまで稲穂で表現する事が出来るのかとついテンション上がってしまいました。
初見の人も分かりやすい様に元となった作品の画像も用意されていました。うーん、恐ろしい再現度、そして第二会場のネタバレ
少し高い天守閣まで登って眺める事も出来るらしいですが、追加で料金がかかってしまうらしいのでまぁいいかと。(第一、第二会場共に大人300円、小学生100円、それより下の年齢は無料)
ここでも十分な満足度だしね。
ちなみにアートを上空から見ると、妙に縦長で設計図ミスってるのでは?と失敗した様に見えるらしいが、展望台から眺めるのを前提に遠近法も考えた上での設計図を使用しているらしい。
おかげで展望台からはこんなに綺麗に見えるってわけですな
じゃあ再び田んぼアート駅まで戻って第二会場へ
はいドーン
おかあさんといっしょ60周年なんですってね、それでテーマに選んだ様です。そのおかあさんといっしょ内のガラピコぷ~と言われる作品に登場するキャラクター達
当然ですが全然ピンときませんね!ただこっちはおしんと違い、素直な配色をしてるので圧倒的な見やすさ。キャラの愛らしさをよく表現されてますね
これで第一、第二会場のアートは堪能しましたがこれだけじゃないんです......
男はつらいよの寅さんと美空ひばり、これらは全て色の異なる石を幾つか使いながら完成させるもののようだ。稲と違って成長してからの稲の広がりなども考慮しなくていい分難易度は低いのかもしれないが、比較対象がおかしいだけでこれも十分凄いのではないかと。
こちらも陰影をしっかり付けている作品なので見応えあります
下からだとこんな感じです
弘前観光のついでに面白そうだから行ってみようかくらいの気持ちだったのに、思いのほか楽しめてしまった。じゃあ当初から予定してた弘前市へUターンしましょう
事前に調べた限りでは弘前市内を走るバスが結構あるみたいで、頻度も高めだったことからそちらを使用するつもりでしたが駅前でレンタサイクルを見かけてこれだ!!!とぴーんと来た
いやね、自転車なんて乗るのは二人とも実に高校以来だったのでめちゃくちゃテンション上がりますよそりゃ......
漕ぎ始めこそ久しぶりの運転で慣れないものの、すぐに我がもの顔で乗り回すに至りやっぱり自転車は最高やなってのを再認識させられた。自転車買いてぇなぁ(出来ればクロスバイク)
そんな訳でまずは津軽藩ねぷた村へ
弘前ねぷたの展示がされてる他食事どころも近くにあるので一緒に済ませる算段です。
そんじゃ楽しみにしてた弘前ねぷたを見てみましょう!!!
ほむほむ.....青森ねぶたが人形状の3D、弘前ねぷたは扇状の2Dというのは知っていましたがだいぶ雰囲気は違いますね。
迫力だけで言えば昨日拝見した青森ねぶたのがありましたが、こちらはねぶた/ねぷたの元祖らしい荒々しさの中にも奥ゆかしさを感じられる。
というのもこの弘前ねぷたは表裏に描かれる絵に決まりがあり、表は鬼の形相とも言える勇壮な男共の姿が描かれ、反対側にはそれと対照的な美人画という構成になっているからだろう。
ただあれですね、これ弘前市民に言ったら屠られてしまうかも知れませんがやはり青森ねぶたと比べると若干地味な印象は拭えない.......
昨日のインパクトが凄かっただけなのかもしれないが......
ちなみに弘前ねぷたは江戸時代(?)辺りだと喧嘩が付きものだったらしく、まさかの刀を使用してまでの喧嘩も珍しくなかったみたいです。上に書いた奥ゆかしさなんて皆無やな.....
ねぷたを見終わったらお腹がすいたので食事処へ
せっかくなら郷土料理をご馳走になろうかなと貝焼き味噌とけの汁定食を注文、それに定食類はごはんのおかわり自由だしね!!!←ここ重要
へいおまち!!!
なんだろう....やっぱり定食類って安心するよね.....
ただ....貝焼きの具少なくね?
店員さんの話によるとといだ卵をここにぶっかけて、良い感じになったらご飯に乗っけて食べるんだそう。やってみよう
なんか味噌という名からは想像も出来ないくらいヘルシーっぽい見た目になっちゃったけど、これで合ってるのかしら?先程も言った通り具が少なめなので大事に食べました、美味しい
続いてこれ、けの汁
そもそもけの汁ってなんぞや?くらいの認識で注文しちゃいましたが、食べて最初に出てきたのは「これけんちん汁っぽいな....」です
ただ食材がどれも細かく切られており不思議な食べやすさがある。食材が細かく切られるタイプの汁物他になんか無かったっけ....って考えた結果ミネストローネくらいしかありませんでしたけど、まぁあんな感じの噛む回数少なくてもスルッと食べれる。
元々豚汁やけんちん汁が好きな私としてはこれは美味しい。ごはんにも当然合うから3杯も食べちゃったZE
如何にもグルメってのじゃなくてこういったその土地で作られてきた郷土料理巡りも面白いかもしれぬと思った今日この頃でした。
腹が膨れた所で次はすぐ横にある弘前公園へ
門!!!
桜の時期は特に有名な場所ですが、夏なので人はまばらにいるだけですがこっちは自転車なのでスイスイ運転出来て助かりました。
かわいい
ちなみに弘前公園にはなんとなーく来ただけで、公園内の何々が見たい!とかじゃないです
そんなスタイルで来てる為、弘前公園はのびのびと森林浴しながら気持ちよくサイクリング出来たって印象のみです!!!
いや、マジで何しに来たんだ
↑道は広々としてて自転車も安心
公園のあとに立ち寄ったのは青森銀行記念館、まぁここは中に入らず見るだけなんですが.....
次に旧弘前市立図書館、左右の8角形のドームが目を引きますね
こちらは無料で中を見学出来たのでしてきました
建物の裏はミニチュアで出来た建造物がズラリ
先ほどの図書館も
ただこれ上に何か覆いかぶさってる訳でもなく、吹きざらし状態なんですよね~。流石に台風の時などは何かしら対策取るのでしょうが、普通に雨風は防げないので劣化してる箇所が所々....
鳥の糞?みたいのが付いてるの見た時は悲しくなりますよー
せっかくのミニチュアなので建物を殴るポーズで進撃の巨人ごっこしようと思いましたが、思いのほか殴る跳躍感が出ずお蔵入り。ちなみに2人とも進撃の巨人は見てません
次は少し離れたりんご公園へ。りんご公園で何かしたいとかじゃなくてもう少しだけ遠くまでサイクリングしようぜ!
みたいなノリです。観光がついでになりつつある
ほい、到着
りんご公園というだけあり、周りにはりんごの木がたくさん植えてありましたがりんごの収穫時期は秋になりますのでまぁまだまだ青い事青い事
お店の前にオモシロ自転車とあんまり可愛くない少女像がありました。うんこ踏ん張ってるみたいな顔してる
ミクさん!!!
少し高台になった場所があり、そこまで登ってみると翌日登る予定の津軽富士こと岩木山が目の前に広がっているじゃないか。均整のとれた形は富士の名を持つに相応しいですね
午後になってから遠くがモヤがかる様にしか見えないのが残念だが、シルエットだけでも確認出来たから上出来かなって。
さーて、意外といい時間にもなってきていたので戻る。レンタサイクルの返却場所に指定されてるポイントが図書館近くにありましたのでそちらで一旦返し、大正浪曼喫茶室へ
そう、あのふらいんぐうぃっちにも登場したおしゃれなカフェです!!!!!!!
早速突撃したんですが.....まぁ案の定座れる訳はなく.....そもそもが人気の店なので営業終了間際に行く事自体がアホの極み
代わりと言っては失礼ですがサロン・ド・カフェ・アンジュという旧弘前市立図書館の隣にあるカフェへ行ってきました。
席はテーブルが2つ空いてるくらいとちょうど良い空き具合。ここでりんごのメルバとアールグレイを注文!
アールグレイにした理由はアールグレイ好きだから.....あの香り苦手な人も多いらしいけどむしろ良くね!?
メルバはメルバってのがどんな食べ物であるかが分からないのに注文しました、挑戦者なんです。
煮たりんごにバニラアイスが乗ってる?そういうデザートなのかな?
うまあじでした。
それっぽく撮ってみる
友人はパフェでした
青森来たのに未だアップルスイーツを食ってなかったのでここで初のアップル補充となりました。
ここいらで一度ホテルへ戻り、テキトーに休憩してからは夕飯の時間
まっぷるを見て目星を付けたお店へ行ってみたらまさかの(いや予想出来なくは無いが)お盆休み...
ここまで10分そこら歩いたので案外ダメージがデカい、友人がそこから近くに食事処が無いか検索したら良さげな所がヒットしたらしくそこまで歩いたら営業していたのでワクワクしながら早速入店
入店してすぐメニューを渡されそれを見た瞬間に間違いに気づき2人共固まってしまう
なにこれ
低所得の底辺社会人が来るとこじゃねぇ.....
そう言えば私たちが立ち寄るタイプの店でよくある店前のオススメメニューなど価格と一緒に書かれた看板がこちらの店の前には一切無かった。その時点で気付くべきだったのかもしれぬ。
でも入店して席にも座ってしまったばっかりにここで帰るのもちょっと....など2人して情けなく作戦を立てる。幸い(?)にも奥の席だったので会話が店員に聞かれる心配は無い。
こんな姿、小学生のとこの私が見たらどう思うだろうか。
作戦途中だというのに店員がこちらへ迫ってくる、恐らくガンダムと対峙したジオン兵もこんな気持ちだったのだろう。
「お飲み物は何にしますか?」
との事、基本方針としては長くはとどまらないつもりなのでテキトーに安い400円の烏龍茶を注文する。居酒屋のソフトドリンクと考えればそんなもんだろうという値段だがそれにすら少し気が動転してしまう有様
烏龍茶を飲みながらとりあえずminiうなぎ丼を注文し、食べたらすぐ出ようという作戦会議なんて言う割にはあまりひねりの無い結論へ。実際私たちの金銭面から見てこれくらいしか選択肢が無かったという方が正しい
miniうな丼2つを注文する時の店員の顔は見れなかった、何かを察した様な表情なんて見たくはない
出てきたのがこちら。
いや、もう笑いそうになりました。名前の時点でminiなんだから知ってはいたけどやっぱりminiサイズ.....ここに来る前に見かけたうなぎ屋だったら1900円出せば並盛りは食えたのでなかろうか?
なんてどうでもいい妄想もしてみる。
しかし逆に考えればこの量で1900円なのだ。相当美味しいハズで私は今最高に贅沢に美味しい物を食べるのだからしっかり味わおうとポジティブ思考に入れ替えてみる。
.
.
.
無理でした、落ち着かなくて味なんて分かるかい!!!
食い終わったら食い終わったで次の課題が出てくる。会計です
〆用なんて紹介のされ方をしているminiうなぎ丼だけを食べてお店を出るとか恥ずかしさ半端無いじゃないですか。
ただじっとしていても仕方がない為、席を立って進もうとした時に店員がカットされたフルーツ3種(それぞれ2~3切れ)を持ってきた。
そんなん注文した覚えが無いのだが、サービスだそうだ。
そして「食べるのを急がせてしまってるみたいで申し訳ありません」みたいな事を優しい表情で言われた
いたたまれなすぎて泣きそう。もう店側完全に察しちゃってるじゃん、施し受けちゃってるじゃん
店側は善意のつもりなのだろうが........
そのフルーツも胃袋に放り込んでいよいよ会計へ、ただ元々は友人が近くの店で検索した結果としてここへ訪れたのだ。
なので食べた分は払うにしても、金は渡すからそっちで会計して貰う事にして私はそそくさと店の外へ出た。それだけだというのに何という開放感だろうか、久々に吸うシャバの空気は上手い
後から出てきた友人。会計の際店員に何かで調べていらっしゃったのですか?
と質問を受けたらしい、友人は通りすがりです
とそれだけ答えた様だ。
まぁ調べたは調べたが手頃な価格帯の店ではない事は知らないので間違ってはないかと。
金銭的にも精神的にもダメージを受けてしまい弱ってはいるが、流石にあれだけでは腹の中が満たされない事もあって次なる店へ出向く。
色々検討したがとりあえず腹が満たされればそれでいいやと思い、旅行で個人的に禁じ手だと思っている全国チェーン店のガストへ
ガストちゃんの店内は大衆向けでとりあえず安心するし、ピザとかポテト食ってさっきの半額以下というリーズナブルぶりである。どうかそのままの君でいて.....
はんばやけ食いに近かったがピザの味はうなぎ丼よりは覚えている。安心して食べられる環境というのが如何に重要であるかを知ったのだった。
最後の最後でとんでもない試練にあった3日目が終了。
残すのは最終日の4日目だけでこの3日目と一緒に書こうと思ってたのですが、思いのほか容量が多くなってしまったので別に上げようと思います....
デジカメだと容量重いんですよね
そんな訳で4日目につづく